12月1日!
子育て 読み聞かせ Advent Calendar 2013の1日目を書きます。

我が家が本格的に寝る前に読み聞かせを始めたのは、長女が1歳後半からで、それ以後、仕事で疲れていても、つわりであっても、軽く陣痛がきていても、家族がその後2人増えても続けてきました。
子供が大きくなるにつれ、理想のお母さん像とはかけ離れてきていますが、読み聞かせの継続だけはお母さんとしての自分を誇れる点です。(まぁ単純に習慣になってます)

カレンダー管理者としては、単純に子育てにして、読み聞かせとジャンルを決めなかった方が人気あったのかな…なんて思いますが、
他の人の本を中心とした子育てエントリが読みたかったので後悔はしていません(`・ω・´)キリッ

さて

選んだ本は「3びきのくま」です。
ちなみに我が家の子達はいもとようこさんの絵本が大好きです!!!

bear

絵が優しくてとってもいいですよね。

話の内容は大抵の方がご存知だと思いますので、省略いたします。

この絵本は、「おおきい、ちゅうくらい、ちいさい」という3サイズの表現が何度も登場します。
子供は繰り返しが大好きですし、各サイズによっての女の子の反応を楽しむ絵本かなと思いますので、
読んでる間は「次はどんなのかな?」「女の子にあうかな?」などと子供に意見を聞いてみたりしています。

で、ここからが本題なのですが、この話私は以下の本を子供のときに読んでいました。
bear2

bear3

話の最後は小さい熊のベットで女の子が寝ているところに熊たちが帰ってきて、目を開けてビックリして逃げ出す結末だったと思いますが、

2006年出版のいもとさんのは違ってました。

最後に熊たちは
「もっとゆっくりしていけばいいのに…」
「またおいでー」
「まってるよー」
と、女の子に優しい結末なのです。

ビックリしました。今風にアレンジしてあるなと。

昔読んだ本の方は女の子もいたずら好きのガキンチョという言う感じですし、
熊たちはリアルに描かれ、そりゃ起きてこんな熊いたら逃げ出すよ!という風貌です。

わかりやすく、他人の家でイタズラしたらこんな怖いことが!!!いう教えの本です。
なので初めて読んだときは「あれっ??」っと物足りない感じがしました。

しかし、今のいもとさんの絵本、これはこれで子供にわかりやすいようです。

最後におどかさなくとも、子供に読んでいると、途中で
「椅子こわしちゃったね」
「いけないね~」
と、いけないことは良くわかっている反応が返ってきます。

女の子も熊もの名前も昔のようにカタカナの難しい名前(例:パパ熊→ミハイル・イワノビッチ)ではありません。
わかりやすく「女の子」、「パパくま」、「ママくま」としてあります。

最後に逃げ出して去ってはいけないことも子供はよくわかってますし、本でも「『ごめんなさい』もいわずにかえっちゃった!」と優しく教えてくれています。

昔のようなわかりやすさでなく、子供にとってのわかりやすさを追求した、いもとさんらしい本だと思いました。そして現代の子育てにあっていますね。
結構長めの本ですが、5歳の長女は勿論、2歳後半の子でも食い入るように聞き、何度も読んでほしいと要求してくる素晴らしい本です。

明日は @ko31 さんです。よろしくお願いします(登録ありがとうございます)

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