突然ですが、あなたは今転職したいですか?

1. 転職したい
2. いいところ/機会があれば転職したい
3. 転職したくない

大まかに分けるとこの3パターンだと思うのですが、私は数ヶ月前、2の状態でした。

未経験でスキル的にも子育て的にも厳しい時に採用してくれた前職にはずっと良くして頂いていて、特に大きな不満はありませんでしたが、SIerからのポテンシャル採用で開発現場は前職のみ知っているという状態でしたので、他の現場も知りたいな。知った方がいいなと思っていました。

しかし、私は知らない会社の知らない人たちの求人記事を見ても正直わかりませんでした。
大体皆仲良くて、いい会社に見えます。実際に話を聞いてもやはり「良さそう」です。
良さそうなのですが・・しかし結局は中に入ってみないとわからないので、私は入社試験を受けるほど自分の気持ちを高める/決めることができませんでした(1の状態ならまた違っていたと思う)。
ちなみにこれはお互いそうだと思います。ブログ、ポートフォリオを提出していても、少し話した程度では私がどんな人間でどんな働きをするかわからないと思います。

私が最初に今回入社した会社の情報を目にしたのは数年前、こちらのツイートでした。

ブログの内容は緊急度が高くないけどやらないといけない、やっておきたいタスクに「カッ」というラベルをつけるという話です。

あるある話だと思うのですが、継続してサービス開発をしているとユーザーさんからの要望対応、バグ、機能追加と次々に優先度の高いタスクは増えていくので、優先度の低いタスクというのは意識しない限り順番は基本きません。そしてたまにずっと残っているそのタスクをやってしまいたい衝動に駆られたりします。
それをうまく表現していて、しかも楽しい気分になる。これを読んだ時に「すごくいいな〜」と思ったのを覚えています。

ツイートしていた。

しかし特にそのブログを読んだからといってjoinを意識したわけでもなく、更にその1年後でしょうか。そちらでお手伝いしているフリーランスの方をご飯を食べる機会があり、その方が「いい会社で〜」と酔いながら話すのを聞いていました。会社名をちゃんと認知したのはそこら辺です。ここでも特にjoinを意識はしてません(Ruby界隈の方ならわかると思いますが、メンバーを聞いて入れる気がしないので考えもしません)。

そして更に時は経ち、2の状態でいた自分のタイムラインに以下のツイートが表示されました。

え?この方も?
関わった人皆「いい会社」って言ってる・・

会社の公式の記事は面白い記事もありますが、やはり下手なことは書けないものだと思ってしまうので、実際のことがわかりません。そして自分には見抜く目がない。
中の人が「いい会社」だと言っている会社がいい。

そんなわけで7月よりクリニカル・プラットフォーム株式会社にjoinしました。
日本ではまだまだ普及が遅れている電子カルテのUI/UXデザイン、実装を担当しています。

どんな感じか


開発環境はこちらのブログの時と大体同じです。通知がSlackになりました。同時期の@tatsuoSakuraiさんのブログ当時とメンバー構成は変わっています。
レビューは丁寧で、皆スキルフルです。

「お母さん」である立場から見ても良い


弊社は裁量労働制、週1のみ出社、残りは出社してもリモートでも自由なので、制度だけでもいい会社だと思います。しかしそれ以上にいいのは制度以上にメンバーに理解があるところです。
例えば台風が近づいていて、途中子供をお迎えに行くと伝えた時のSlackはこんな感じ。

制度があるのはありがたいですが、やはり人の気持ちがそこについてなければ、制度はだたのルールになり、それ以上になりません。
それ以上の気持ちを当たり前に持ってる人ばかりでそれがとても嬉しいのです。
そしてその気持ちがあればいい制度は増えていくし、制度にない部分でも良くなります。

そんなわけで、数年がかりでじわじわ目にする機会があって、この度ご縁がある形となりました。
Ruby on RailsVue.jsのエンジニア、他にも求人を出していて、ホワイトな会社として驚きの白さなので、皆入社して白さを実感するといいです。今度は私が中の人として言います。いい会社だよ!