こんにちは。今日は12月1日 christmas_tree christmas_tree

お子さん、どんな本読んでる? Advent Calendar 2015、初日です。

このカレンダーは子育て 読み聞かせ Advent Calendar 2013の第2回目です。
絵本でも児童書でも、雑誌でも、お子さんが読んでいる本を紹介してもらうカレンダーです。

何読ませたらいいのかな〜と日々悩んでいる私が、参考にしたい、他のご家庭の本にまつわるエントリが読みたくて立ち上げました。本を中心としたエントリは良いものになりやすいので、今年もこれから楽しみです。

さて、今回私が紹介するのはこれ。



子供の頃読んだ方もいるのではないでしょうか?

著者は角野栄子さんが担当しています。角野栄子さんをご存知ないという方も、この方の作品には知らずに触れていると思います。ジブリの「魔女の宅急便」の原作者の方です。

アッチは私がまさに今小1の長女と同じ年くらいの時に読んでいたものです。

あれからずーーーっとシリーズが続いていたようで、久しぶりに見るイラスト担当の佐々木洋子さんの絵の変わらなさに驚きと安堵がありました。
少し装丁デザインは今風になっています。ラメとか使われているし。

さて、どんなお話かというとポプラ社の紹介文はこうです。

くいしんぼうのアッチ、とこやさんにすんでいるコッチ、歌が大すきなソッチ。3人の小さなおばけがくりひろげるたのしいお話が23巻。親子でたのしめるロングセラー図書。

さらりと私も書くと、主人公のアッチはおばけのコックさんです。おばけとは言っても、見た目の通りの愛らしく、怖くないおばけです。周りの人間達もアッチを自然に受け入れています。
そんなアッチの周りや働くレストラン「ひばり」での不思議な出来事、お話の度にアッチの作るぞくぞくするような変わっていながらも、美味しいメニューが出てきます。最後に歌とともにレシピが紹介されています。

で、これ人気になったためか、その後おばけが増えます。3人合わせてアッチ・コッチ・ソッチ!
このネーミングが良いですよね。

このエントリを読んだ人には覚えてもらいましょう。アッチ・コッチ・ソッチ!


アニメ化もされました

この画像でなら左からソッチ・コッチ・アッチ



なんとゲームにもなりました(知らなかった)

最近見たところ、この3人にとどまらず、さらに増えておりました。

ドッチです。愛らしい。


他にも猫のボンや魔女ドララちゃんなどがいます。さすが「魔女の宅急便」の方。少し不思議な世界が好きなのですかね。

ところでこうやって「ママ小さいころ読んでたのよ〜」なんて風に選ぶと親の趣味を子供に押し付けてる感じにならないだろうか・・・ disappointed_relievedと恐る恐る思いつつ薦めてみたら、
長女だけでなく5歳の次女もハマってる!
(ていうかこんな長い本読めるんかい。長女は5歳の時「うみべのハリー」や「すてきな三にんぐみ」くらいだったような)

アッチのどこがいいのかと言われると、全体的に優しいのですよね。文も絵も。
我が家は年間200冊ほど読んでいますが、擬声語をふんだんに使えば優しい文になるという訳ではありません。丁寧に説明すれば良いというものでもありません。
アッチはそういう意味で、「読みづらい・回りくどい」そんな風に思うことのない文章で優しく語りかけてくれます。

長女にどこらへんが面白いか聞いてみたところ、思い出し笑いしながら言ってくるので、聞き取れませんでしたw
どうやらやはり出てくるちょっと変わったメニューやアッチのドジなところがウケているようです。

ところでこのエントリ書いてる途中に見つけたこれ


何これ近所なら行きたかったわ。
てか着ぐるみあるの・・

アッチ、変わらぬ楽しさ。オススメです。

明日は2013年も2番手に書いてくれたKo Takagiさんのエントリです blush