上の子が小学校に上がって1年以上経ち、就学前気になっていた「小1の壁」という言葉なるものに関して、一旦振り返ってみようかと思います。

birdまずは自己紹介
保育園児2人と小学2年生の3人の母親。時短でリモートという勤務形態で働いています。

上の子が小学生になった数ヶ月後に転職し、今の働き方に変更しました。
それまでは時短で毎日通勤していましたが、漠然と子供が小学生になった後の生活を不安に思ったのも転職を考えた理由の一つです。

「小1の壁」ってなに?

言葉が一人歩きしていてハッキリしない気がするのですが、とりあえず代表的なもの(地域や学校、会社、各々異なることもあると思います)と、それに対する個人的な実態を書きます。



① 時短勤務の対象外、保育時間の壁

時短勤務の適用は、法律通りの企業であれば子供が3歳未満まで、独自のものを定めているところで就学前まで(~小3、小6までという企業もあるけれど少数)のところが多いので、大抵の場合、子供が小学生になった時には時短勤務の適用外になってしまいます。

そこでフルタイムに切り替えたとしても、保育園より学童の保育時間のが短いことが多いです。
幼児の時より手が掛からなくなったからと言って、もっと働けるとかと言うとそうではありません。
むしろ保育時間の都合で働ける時間が減ってしまう人もいます。

sweat 個人的な実態
時短勤務の適用が3歳未満というのは非常に厳しいです。
また、通っている保育園は20時、学童は19時半までです。フルタイムで通勤をしていたらギリギリで、もちろん残業は出来ません。

② 回数の多い授業参観

小学校は授業参観がやたら多いのです!!1年に10回位あります。
共働きの親が多いので、回数を増やしてに参加できる機会を増やしているのも理由だそうです。なるほどなるほど。

sweat 個人的な実態
クラスの傾向なのか、低学年の時だけなのか、うちの子のクラスは出席率がものすごく良くて、参加しないと子供が寂しがります。完全にその思いやりが逆効果になっていますjoy
半休取っていたら休みが足りません。

③ 長期休みのお弁当bento

普段は給食が学校で出ますが、学童ではお昼ご飯を用意してくれるところは少ないです。
夏休み等の長期休みは基本お弁当と想定しておいた方が良いです。

で、どうするかと言うと、保護者同士で宅配弁当業者を手配して、取りまとめたりすることになります(学童は基本関与しません)

しかしお金や責任が絡むため誰がどうやって運用するかが問題となり、導入しないかトラブルがあり途中でやめてしまうこともあります。

sweat 個人的な実態
うちの学校は代々続いているというより、やるという保護者がいたらその年はやるというスタンスです。今年は意欲的なお母さんたちがいたので導入されましたが、去年は毎日作っていました。
入学前の春休みから給食が始まるまでの2週間は、親も慣れないことが多く、準備するものも多く大変でした。給食が始まるとホッとしたものです。

④ 学童定員問題

そもそも定員オーバーで学童に入れないという問題もあります。保育園の待機児童問題の次は学童の待機ってやつです。。

sweat 個人的な実態
そこまで酷くない地域で、更に低学年は優先されるので、一番優先される1年生は問題なく入れました。
また、少しずつ辞めていくので、割とその後もポツポツ入ってきます。例え最初入れなくても待っていれば入れるという感じです。
待機していた子は、入るまでは子ども館か市が運営している放課後スクールがあり、そこに通っていたようでした。

⑤ PTAやお手伝い

6年間のうちに何度か係は担当することになります。係には勤務時間に影響しないものもあれば、平日に行うものもあります。
他に年に1回程度、見回りパトロールや交通安全等の担当が回ってきますので、この日は休みを取る人もいます。

sweat 個人的な実態
1年生の時に係を行いましたが、休日のみ拘束される感じのものでしたので、
特に影響はありませんでした。


以上が私個人が感じた壁なるものですね。

結論として、結構やれる

で、自分の結論として、結構やっていけます。途中転職したというのもありますが、周りにも小学校に上がったからといって、仕事を辞める事態に陥ってる人は見かけません。
増える壁もありますが、子供は小学校に上がると急にできることが一気に増えます。
入学前は一人で外を歩くことなんて考えられなかった子が当たり前のように一人で学校へ行き、自立が進みます。その分負担が軽くなるので、そこまで不安に思うことはありませんでした。

更に言うとリモートだと壁になりにくい

更に働き方を変えてからは、大抵のことが壁にはなっていません。
授業参観も休む必要はなくて、昼休みがてらに参加してすぐ仕事に戻れます。
お弁当作りも通勤時間に掛かる時間内で出来上がります。
フルタイムで働いたとしても学校の近くなら保育時間内で働けます。

よくリモートと言うと、「自分は無理。サボってしまう」「顔が見えないのは心配」と言われることもあるのですが、0か100じゃなくて良いかと思います。授業参観の時はリモートで、お弁当作りがある間は午前中はリモートで、そんな風に数時間でも取り入れるだけでだいぶ壁を取っ払ってあげられるので、取り入れる企業が増えたらいいのになと思っていますrelieved


「小4の壁」なんてものもある

他に「小4の壁」なるものもあり、なんでも名称をつければいいってものではないかと思いますが、実際学童には高学年の子はほとんど見かけません。

「お留守番出来るようになった」「学童以外のお友達と遊びたい」「習い事で忙しい」等の理由で少しずつ辞めていき、学童に同じ年くらいの遊び相手が減っていくのも辞めていく原因かと思います。
普段は良くても長期の休みは一体どう過ごしているのか大変気になります。聞いたところ習い事で埋めている子もいますが、金額的なものや子どもの負担を考えるとこれまた悩ましいことですmoney_with_wings

終わりに
個人的な実態であり、役に立てるものかはわかりませんが、自分が入学前聞きたいと思っていたことを書いてみました。
実際のところどうなのか、どうしているのか聞きたいが、なかなか出会えない。そんな機会がない。そんな風に思っている人いるのではないかな??と思って書いてみました。
「小4の壁」、また中学生以降に関してはまた数年後こういったエントリを書くかもしれませんので、その時はまたお付き合いください(ΦωΦ)