今回はプログラミング初心者にオススメの「Railsの教科書」を紹介したいと思います。


内容は以下の通りです。

はじめに本書の目的
本書の対象読者
書式例
サンプルコード
開発環境第1章 Webアプリをまずはつくってみよう第2章 一番小さなRailsアプリづくり第3章 CRUDの基礎とindexアクション第4章 new, createアクション

第5章 モデル

第6章 Gemライブラリ

第7章 画像アップロード機能の追加

あとがき

対象読者は「プログラミングが初めての方、Webプログラミングが初めての方、Railsプログラミングが初めての方(初級者向け)」とある通り、「ターミナル(黒い画面)怖い cry」という方から読める本です。

個人的なことですが、私はRailsGirlsに参加して以来、プログラミングに興味を持ったものの、2年ほどは本職では関係ないのもあり、初心者時期が長かった人間です(その後フロントエンジニアにジョブチェンジ、現在はデザイナと言う感じです)。
そんな私の感想として、この本ですね、本当に初心者に丁寧!!!!!!!ってことを声を大きくして言いたいです。

どの辺が丁寧かと言うと、


繰り返し同じこと言ってくれる cry

初心者ってですね、一気に知識が入ってくるので頭に入りきらないのですよ。1度書けばあとは省略していいよね?というのは辛いのです。
一度で覚えないのを甘えと呼ぶには早いと思うのですよ cry

この本はそんな読者に何度も同じことを伝えてくれます。

ターミナル(黒い画面)でサーバを起動して、シャットダウンして、次のコマンドを打つ操作が何度か出てくるのですが、毎度毎度シャットダウンの仕方を記述してくれています。


間違えた場合の対処法が載ってる sob

初心者ってですね、ミスする生き物なのですよ。。typoはほぼ99%やります。
その場合、ミスなく進んだ場合のものしか載っておらず混乱するか、本見て進んでいたけど途中動かなくなったから中断する・・みたいなちょっとしたことで転び、立ち上がれないのでそのまま放置してしまうことがあります。これも甘えと呼ぶには早いかと思います sob

これまた立ち上がり方をご丁寧に説明してくれてます。

そしてやはり繰り返し伝えてくれてます。


多少の経験者にもいい muscle

内容としてはRailsの仕組み、コマンドの説明、作成されたファイルの軽い編集です。
仕組みを知っていて慣れてる方は10分も掛からない作業かと思います。

しかしながら多少やっている人でも打ってるコマンドが実は何しているかわかっていないことはあるかと思いますし、Webサーバのリクエストの動きをブラウザのデベロッパーツールで確認する方法まで載っていて、GETやPOSTなどのHTTPのリクエストメソッドを気にすることを教えてくれています(こちらも気にしない人は沢山いるかと思います)。

一度基本に戻ってサクッと確認するのに良い本かと思います。私は1hほどで読了出来ました muscle
あと値段がなんたって安い。カジュアルに買って読めます。倍払っても良いくらいの価値あります。


最後に

プログラミングに興味があって、Ruby on Railsやってみようという人はまず読んでみて欲しい本です。絶対味方になってくれます。
教材になりそうなものはネット上にブログやQiitaなどありますが、それは部分的な解決なものが多く、それだと点の知識になってしまいます。
やはり本が一番体系的に学べる。というのが私なりの結論です。

達人出版会の2016年売上部数ランキングで1位だそうです!

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