こんにちは。Rails Girls Tokyo 8th のオーガナイザーを務めました、@shokolateday です。

2017年10月6、7日に Rails Girls Tokyo 8thが開催されました。
Rails Girlsとは、プログラミング未経験の女性にプログラミングに実際に触れてもらうイベントです。
詳しくはこちらを読むと良いです。
フィンランド発プログラミング女子「レイルズガールズ」 世界で拡散中 ネット業界にもダイバーシティ

最初に私の話をすると、私は1stの時の教わる側の卒業生で、それ以後自分が見える世界が急速に広がった人間なので、このイベントはなかなか思い入れがあります。
私だけでなく過去の卒業生がスタッフやオーガナイザーを担当する事例が多くなって来ました。
「運営側になってみたい」、「お世話になったからお返ししたい」そう思わせるイベントだと思います。

 

Rails Girlsでやることはカリキュラムが決まっており、公開されていますので、
こちらをみてもらうとわかります。

やってみてわかったのですが、決まったカリキュラムがあったとしても、その時のオーガナイザーの考えが結構イベントに反映されるものでした。
私は「継続」をテーマとして進めた(つもり)です。

もちろん参加者には「プログラミングって楽しい!」と思ってもらえるような体験をしてもらうことが一番です。
その体験があれば、今後PCを触る時、エンジニアの方に出会った時に、PC/相手の気持ちがわかることが増えそうです。

いつか「あの時楽しかったからまた何かやろうかな」と思い出してもらえたら嬉しいです。
その際はネット上にそんな話を放出してほしい。

そして、最後は何らかで活かせるくらい継続して学び続けてほしい。

どれも継続です。Rails Girlsは参加して終わりではなく、スタートだと思います。

継続を意識して工夫した点

Cloud9の導入

Cloud9とは簡単に言うと行き詰まりがちが環境構築がすぐに用意できるサービスです。

Windowsや古いMacなど環境構築が難しい方には、ローカル開発にこだわりのない方は、最初からCloud9を導入しました。
自分がWindowsでその後も環境に悩まされることが多く、時間をだいぶ取られた苦い経験があるからです。

 

コミュニティの話

WEB+DB PRESS Vol.100での松田さんの記事を読んで話をしてほしいとお願いしました。
過去参加した会の時によくコーチ陣から「◯◯.rb(コミュニティ/勉強会)やってます!」というLTや話があったのですが、自分はあまりすぐピンと来ませんでした。
その前に、「こんなコミュニティってのがあって、自分はそこでこういう経験をしたよ。」みたいな話が先にあった方が良いと思ったのでそんな感じで依頼したところ、「Rubyとは」「Rubyコミュニティとは〜」から話してくれて、終わった後は皆「おぉ〜」という声が出て本当に良かったです。

それから個人的に一番最初の入り口で、「何かよくわからないけどすごい」と感じる人に出会うって大切なことだと思っています。

アフターパーティーのコーチ陣によるLT

「プログラミングを始めた頃から現在にいたるまで」というテーマで話してもらいました。
参加者が見るのは既に人にプログラミングを教えられるほどになったコーチですが、
誰しもスタートがあり、今があると思うので、その過程を話してもらいました。
最初から皆スイスイ動かせていたわけでもなく、つらみの話やプログラミングを面白いと思った瞬間なんかも聞けて、その人個人が見えて良かったです!!!

Slack

参加者との周知、コミュニケーションにSlackを導入しています。
今回も使用し、その後の勉強会の開催の案内や、質問用に使っています。
結構開催後も投稿があるので、嬉しいです。

代表的なものは以上ですが、全体的に何かを決めるときは楽しんでもらうために/継続してもらうためにはどうしたらいいかと意識していました。

そんなこんなで、当イベントは開催することだけを目的としてないので、これから大事だと思っています。
運営関係者各位、こんなもやしと一緒にやってくれて本当にありがとうございました。頼もしかったです。
Girlsの皆さん、素敵な方ばかりでしたので、良かったら仲良くしてください。
これからも引き続きよろしくお願いします。

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